そよ風の吹く火曜の晩は歩いてみる

そよ風の吹く火曜の晩は歩いてみる

会社に勤めていたころ、仕事を辞職するチャンスがやってこなかった。
そこまで退職したかったわけではないから。
続ける情熱がなかったのかもしれない。
しかし、ある時、熱意を込めて今月で辞職すると伝えた。
そんな日に限り、普通は少しばかり気難しいと感じていたKさんが、声をかけてきた。
会話の途中で、ほとんど事情を知る余地もないKさんが「この業種、大変だよね。だけど君はもう少し続くよ」といった。
色々あって泣き顔になった。
これも何かのきっかけだと思い、その日の帰りに、教育係に辞職を無かったことにしてもらった。

●<サイト紹介>●

★★